令和7年5月25日（日）、全国ギャンブル依存症家族の会福岡では久留米シティプラザにてギャンブル等依存症問題啓発週間セミナー＆当事者会が開催されました。
初めに、来賓の内閣府副大臣衆議院議員 鳩山二郎氏、立憲民主党衆議院議員 いなとみ修二氏、久留米市市議会議員 中村ひろとし氏、医療法人のぞえ総合心療病院 副院長堀川智史氏のご挨拶がありました。
その後、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部の川原さんから体験談の発表がありました。
当事者とその家族だけで考えても依存症を克服することは出来ない、当事者の仲間とのつながりの大切さを痛感しました。
次に、全国ギャンブル依存症家族の会福岡 須藤さんより家族の立場から体験談の発表がありました。
当事者を変えようとするのではなく、家族の対応が変わることが大切であり、それは家族自身の回復にもつながると学ぶことが出来ました。
続いて、うえむらメンタルサポート診療所院長 上村敬一氏の講演が行われました。講演を通してギャンブル依存症の治療には医療に加え、当事者や家族がギャンブルの問題で経験してきた人とつながることの大切さを痛感しました。
続いて、全国ギャンブル依存症家族の会 福岡の村田代表による今年のトピックの発表がありました。ギャンブル依存症者の大半を10代〜30代の若者が占めていることを知り、驚きました。当会の活動は、若い世代の当事者やその家族を守る活動であり、このことは社会貢献にもつながることであり、活動の意義を知ることが出来ました。
セミナー終了後に、家族相談会と、当事者会が行われました。
家族相談会では、アドバイスの内容を共有し、共に学ぶことで、意義深い時間となりました。
今回、私は初めて本セミナーの準備から携わり、当事者やそのご家族を迎える側に立ちました。この会に入りまだひと月程ですが、熱意ある方々の経験談をお聞きすることで少しずつ、「家族としての対応」について学び、これまでの自分を客観視する機会を頂いています。村田代表の「つかんだ手は離さない！両手を広げて迎えます！」の力強いお言葉とメンバーの温かいバックアップの姿勢が心強く響いています。
佐賀県在住 橋本
