依存症の理解と共に回復していく仲間の大切さ(北海道)

2025年5月10日(土)北海道札幌市の札幌市生涯学習総合センター「ちえりあ」にてギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナー&当事者会が開催されました。総勢56名の参加がありました。

初めに、医療法人北仁会「旭山病院」姫野大作先生より、ギャンブル依存症について医学的観点からのご講演がありました。

続いて、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会「当事者支援部」河西大樹さんが、自身の経験を話してくれました。内容はとても希望を持てるお話でした。

次に全国ギャンブル依存症家族の会北海道の三浦さんの体験談では、改めて家族会に参加する大事さを痛感し、とても共感できるお話を聞くことができました。

私も息子のギャンブル問題に悩んできました。発覚当初は、何度も正論や「人としてどうあるべきか」を伝えましたが、状況はよくならず、息子に絶望を感じていました。そんな時に、インターネットで全国ギャンブル依存症家族の会を知りました。初めて参加した時は、会の方々が優しく親身になって頂き凄く安心したのを覚えています。

同じような悩みを持つ人と出会い、話すことができるので、「自分は一人じゃない」と実感でき、心の支えになると思います。当会は、本人の為だけではなく、家族自身が元気を取り戻す場でもあります。

初めてのことには何事も勇気がいりますが、一歩を踏み出すことで、それまで見えなかった希望が少しずつ見えてきます。悩んでいる方がいたら、是非勇気を出して参加してみてほしいです。

次回の全国ギャンブル依存症家族北海道の会は6月21日Zoomで行います。

北海道在住 須川