令和7年5月17日(土)ぐんま男女共同参画センターにて「ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナー&当事者会 in群馬」が開催されました。
はじめに一般社団法人AREA軽井沢施設長の針木氏よりご講和を頂きました。令和7年4月1日に新規開設されたAREA軽井沢は豊かな自然の中で恵まれた環境にあり、次のステップとして都内や県内都市部の施設で就労支援もあり、回復支援の充実を知ることができました。
続いて公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の宮本さんより体験談がありました。ギャンブル依存症の自死遺族でもあり、ご自身もギャンブル依存症で苦しみながらも回復し、いまは当事者支援部で仲間のために活動される姿に希望の光を感じました。
つぎに全国ギャンブル依存症家族の会群馬の星野さんより体験談がありました。家族会に通うことで当事者支援部との連携で当事者の息子さんが回復施設へ繋がった話しを聞き、ハームリダクションの偉大な力を知ることができました。
最後に全国ギャンブル依存症家族の会群馬の大沢さんより、今年のトピックを聞きました。いま話題のオンラインカジノについて、借金の金額の大きさやスピードの速さ、若年化など、従来のギャンブルと大きく異なることがわかりました。「誰でも、なる。 誰でも、なおる。」決して人ごとではありません。啓発活動や予防教育の大切さを強く感じました。
私の息子もギャンブルを始めてからもの凄いスピードで転がり落ちるように依存症になってしまいました。息子は厄介な病気に罹患してしまったと苦悩していましたが、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会の当事者支援部と当会の連携のおかげで、息子は回復施設に入寮することができました。回復に向け一歩進むことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。息子と家族の回復を願い私も前に進んでいこうと思います。
次回は6月21日(土)昌賢学園まえばしホール第5会議室にて、家族会&当事者会が開催されます。ひとりで悩まずぜひご参加ください。おまちしています。
群馬県在住 神戸
