6月14日(土) 茨城県水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館にて全国ギャンブル依存症家族の会茨城が開催されました。
最初に公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会、当事者支援部の山下さんの体験談をお聞きしました。
やめたくてもやめられないギャンブル、負けたら必死で取り戻し、勝ったらさらにやりたくなる。
そんな生活から抜け出すきっかけになったのは、妻の適切な対応のお陰だったと話されていました。
家族の対応が変わることにより、自分自身も病気かもしれないと認める事ができるようになり依存症から回復し続ける事ができ、今はご夫婦でそれぞれのメンバーのために回復活動に全力で取り組み続けているそうです。自分の生き方を変えるきっかけになったと話してくださいました。
次に当会メンバーの群馬の大沢さんから家族の体験談をお聞きしました。
夫のギャンブルの問題で当会に参加し、小さいお子さんを抱えて不安で押しつぶされそうだったと当時の話をしてくださいました。そんな中、メンバーと一緒に正しい対処法を学び、一つずつ取り組んできたそうです。そして当会の支援で、夫は回復施設に入寮することが出来たそうです。当会に助けてもらい大沢さん自身も救われたので、現在は自分が困っている人達の助けになりたいと生き生きと活動されている姿が印象的でした。
まずは家族が依存症の正しい知識を学び、対応を変えていくことが大切で、当事者も家族もそれぞれが共感し合えるメンバーの中でこそ、元気を取り戻し回復していく事ができるのだとお話ししてくださったお二人の姿に勇気と希望をもらいました。
私は息子の問題で当会に参加しました。当初は不安でいっぱいでしたが、正しい対応を学び参加し続けることで気持ちが楽になりだんだんと元気になりました。
ギャンブル依存症に悩むご家族の方、一人で抱え込まずに一度参加してみてください。依存症の正しい知識と対応を一緒に学びましょう。ご参加をお待ちしています。
茨城県在住 高橋
