6 月15日(日)全国ギャンブル依存症家族の会岩手が岩手県民情報センターアイーナで開催されました。
初めに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会「当事者支援部」原さんの当事者による体験談の発表があり、続いて全国ギャンブル依存症家族の会栃木 齋藤さんの家族の体験談を聞きました。
次に2つのグループに分かれ初めて参加された方を中心に今の状況や困りごとを皆で共有し、対応策を話し合いました。
私は2年前に、息子のギャンブル依存症の問題で当会に参加するようになりました。学生生活を楽しんでいるはずの息子に、ある日突然借金があることがわかりました。話を聞くとスマートフォンでギャンブルをしていることを知り愕然としました。私は、必死で息子の借金の尻ぬぐいをし、それが息子への愛情と信じていました。
しかし当会に参加し対応を学ぶようになり、これは愛情ではなく自分が安心したいための行為であること、息子の病気をさらに進行させてしまう、ということが分かりました。
一つ一つの対応を当会メンバーから教えてもらい学んでいくうちに、あんなに不安で苦しかった心が少しずつ軽くなり、今では笑顔を取り戻すことができました。
ここには、数多くの経験に基づく解決策があります。ご家族だけで抱え込まず、是非家族の会に足をお運びください。
一緒に正しい知識を学び、対応に取り組みましょう。
次回は7月12日(土)マリオス盛岡地域交流センターにて開催されます。
ご参加お待ちしております。
岩手県在住 高橋
