6月14日(土)ひと・まち交流館京都において、全国ギャンブル依存症家族の会 京都が開催されました。当会 京都のメンバーである大森さんの体験談を聞きました。
誰にも相談できずにひとりで悩み苦しんでいたが、会に参加しメンバーに話を聞いてもらい、自分はひとりではない、同じ経験を持つメンバーも沢山いること、メンバーに相談しながら行動すれば良いことに気づいたそうです。こうした気づきが、大森さんが変わるターニングポイントとなったのではないかと思いました。
当日は、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子氏のサプライズ参加があり、ギャンブル依存症からの回復についてと、家族が正しい対応をしていくことの大切さを説明していただきました。その後、はじめて参加した方を中心とした相談会が開催され、とても有意義な会となりました。
その後、5つのグループに分かれて、相談をされた方を中心にメンバーから具体的な対応方法を提案しました。
私は、当会と自助グループへ参加することで、依存症は病気であること、借金の肩代わりや金銭管理、行動監視をしてはいけないことを学びました。同じ悩みを抱えるメンバーに自分の経験を話すことで共感してもらい、自分の気持ちがとても楽になったことを忘れません。これからも、会と自助グループに参加し、悩んでいる方を支える立場になれるように、メンバーと共に活動を続けていきたいと考えています。
ひとりで悩まず、是非、参加してみてください。きっと解決方法は見つかります。次回は、7月5日(土)13:30~15:30、長岡京市中央生涯学習センター 市民ギャラリー1・2(バンビオ1番館2F)で開催します。
京都府在住 髙田

