5月18日に岐阜県各務原総合福祉センターにて「ギャンブル等依存症問題啓発週間特別セミナー」が開催されました。
はじめに、当事者の方と家族の体験談がありました。この人達はこんなに苦しい思いをしているのに、こうして体験談を話せるようになるまでどの位の時間がかかったのだろう？と思います。涙なくしては聞けないようなお話しばかりで、私にもこうして話せる時が来るのだろうか？と思いました。
次に、一ツ山クリニックこころとアディクションセンター センター長の古川先生の講演がありました。今回は実際の診察の様子をリアルに再現すると言う事で、患者さん役の方は実際に依存症患者の方が演じてくださいました。古川先生の説明はとても分かりやすく依存症患者さんに寄り添って診察していることに感銘を受けました。と、同時にとても楽しく説明してくださるので、時間が経つのを忘れて聞いていました。
閉会後、参加者同士で食事をしながら情報交換や困りごとを相談する時間が設けられました。自分が不安に思っていることを全国のメンバーに相談することができ、元気になって家路に着くことが出来ました。こうして自分が行動する事で、自分を助ける道を進む事が出来ます。そして将来は困っている誰かを助けて行けたらいいなと思いました。
ギャンブル依存症の問題にお悩みの方、是非ご参加ください。
愛知県在住 白水
