6月21日(土)静岡県男女共同参画センターあざれあにて、全国ギャンブル依存症家族の会静岡が開催されました。
初めに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の大野さんより「依存症からの回復…」というテーマで、当事者の体験談を聞きました。今は、4年間ギャンブルをする事なく生活できているそうです。また、ご家族はギャンブル依存症家族の会に、ご本人はギャンブル依存症当事者会に参加する事によって適切なアドバイスを受けて、以前よりあった生きづらさを感じることなく、楽しく生活できるようになったそうです。
次に、ギャンブル依存症家族の会神奈川の後藤さんが、「絶望から希望へ~家族の会との出会い~」と題し、母親の立場からの体験を聞きました。
ギャンブル依存症当事者の息子さんに何度も何度も裏切られ、苦しみ絶望の中…家族会に参加し続けて適切なアドバイスを受け、今は息子さんは回復の道を歩み、ご家族も希望をもって明るく過ごす事ができているそうです。私自身も母親の立場ですので自身と重ねながらお話を聞きました。
半年前、私自身が息子への対応に限界を感じ、ギャンブル依存症家族の会静岡に、不安と迷い、そして恥ずかしさや切ない気持ちでドキドキしながら参加しました。
そんな私を、当会のメンバーは明るく元気に迎え入れてくれ、対応の仕方についてアドバイスをしてくれました。
まず本人の問題は、本人に返してあげるということでした。そして、肩代わり、尻拭いは絶対してはいけない。私は、当会に参加し続け、息子には、当事者会に参加するように伝えるということことでした。
今まで、息子のためだと思ってしてきた対応が間違っていたと改めてわかりました。そして、当会に参加する事で不安や恐れがなくなってきました。
当会には、いろいろな経験をした人がたくさんいます。どうか、1人で悩まず家族会の会に参加してみてください。
必ず、解決法はあります。
次回は2025年7月27(日)13:30より、静岡県男女共同参画センターあざれあにて開催されます。お待ちしています。
静岡県在住 鈴木
