7月5日(土)長岡京市中央生涯学習センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会 京都が開催されました。
はじめに、全国ギャンブル依存症家族の会 兵庫在住の母の立場の方から「仲間と一緒に回復の道へ」というテーマの体験談を聞きました。自身が当事者の問題を解決しようと必死になる共依存に陥り、やってはいけない対応を多くやってきたこと、そしてやっと家族会に参加したこと、また自助グループにも参加しその中で自分を変えていくことができたことなどのお話がありました。話の中で、「差し伸べられた手を受け取る勇気が鍵」と言われていたことが心に残りました。
その後、グループに分かれて、初めて参加した方を中心に悩みや困りごとを聞き、参加している他のメンバーの経験を伝え、対応策など話し合いました。
私も息子のギャンブルの問題から当会に参加しました。ギャンブルが発覚した時は家族会議を開き、「どうしてそんなことをしたんだ」と問い詰めたり、「もうこれ以上しない」と約束させたりしました。その後も息子の口座、行動や知人関係などを監視したりと、間違った対応を夫婦でやっていました。しかし、会に参加することで正しい対応を学ぶことができました。
家族の会には様々な経験をしたメンバーがいます。どうか1人で悩まず足を運んでみて下さい。次回は、8月2日(土)13:30~15:30 場所:京都アスニー(京都市生涯学習総合センター)で開催します。
京都在住 平野

