支えてくれる家族会メンバーの大切さ (香川)

 令和7年6月29日(日) 高松市男女共同参画センターにて「全国ギャンブル依存症家族の会 香川」が開催されました。

 はじめに「公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会」当事者支援部の松戸さんの体験談を聞くことができました。自分が何十年もギャンブル依存症で苦しみ、また家族をも苦しめた中で、自助グループに参加し活動することで、生き方を変えることが出来たと話されていました。「ギャンブル依存症は、当事者の支援をしていく事で回復する」という決意が感じられ、私の息子もいつか回復に繋がって欲しいと希望を持ちました。

 続いて「全国ギャンブル依存症家族の会 高知」の宮地さんより「伴走支援に助けられた事」というタイトルの体験談を聞きました。家族会に参加し、具体的な支援の提案をしてもらいながら、不安を相談できる事にとても助けられたそうです。晴れやかな表情と、今後の生活に向けた言葉が印象に残りました。

 最後に、2つのグループに分かれ初めて参加された方を中心に、困っている事をお聞きし、自分たちの経験からの具体的な助言や提案をしました。

 私は息子の問題で、今年の4月に当会に初めて参加しました。初めは、どんな会なんだろうと部屋に入るのさえ躊躇い、不安がありました。しかし、私の話をじっくり聞き、皆さんの経験を笑顔で話してくれた事で、心を癒すことが出来ました。

次回は、令和7年7月19日(土) 13:30〜15:30   サンポートホール高松で開催されます。

1人で悩まず、ぜひ参加してみて下さい。

愛媛在住 内田