2025年7月5日(土)千葉市生涯学習センターにて全国ギャンブル依存症家族の会千葉が開催されました。
最初に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部のメンバーより体験談を聞きました。
当事者支援部のサポートを受け始めた当初、提案される内容に対して「問題解決の遠回り」と感じる事もあったようですが、回復できた今では、結果的に「回復の最短ルート」を提案して貰えていたと気付けたようです。
ギャンブル依存症当事者たちの経験に裏打ちされた伴走支援に、家族の立場としても安心感を覚えました。
次に全国ギャンブル依存症家族の会の飯塚さんより母の立場の体験談を聞きました。
当会に参加してから変化した家族関係について、現在の家族写真を用いて笑顔で話す飯塚さんの姿や、写真に映る幸せそうなご家族の様子に感動し、思わず涙がこぼれました。
体験談の後は初めて来られた方を中心に相談の場が設けられました。
初めは緊張の面持ちだったご家族の方々の表情が、話を進めるにつれて和らいでいく様子に、家族が安心して話せる場の大切さを感じました。
私は息子がギャンブル依存症の当事者です。息子が家を出て独立し9か月が経過しました。
当会に参加した当初は物事を悪い方へ考えて心配ばかりしていましたが、当会メンバーからサポートを受けるうちに少しずつ元気になり、自分の人生を取り戻せています。
今、ギャンブルの問題を抱え誰にも言えず一人で苦しんでいる方に、一人でも多く当会を知ってもらい、正しい知識と対応を知ってもらえたらと思います。
次回は8月2日(土)13時半~15時半千葉県社会福祉センターにて開催です。
当事者会も同時開催です。
千葉在住 南波