令和7年6月28日(土)、ミューカルがくと館にて「全国ギャンブル依存症家族の会 福島」が開催されました。
はじめに、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部メンバーの体験談をお聞きしました。当事者も家族も孤独にならず、同じ経験をしているメンバーを信じてアドバイスを素直に実践することが今までの行動を変える為には重要だということを学びました。また、当事者・家族それぞれのメンバーと繋がり続けることの大切さを改めて感じました。
次に、全国ギャンブル依存症家族の会 東京 のメンバーより母親の立場での体験談を聞きしました。私も息子に対して家族の力でギャンブルの問題を解決しようとしていました。しかし、当会に参加し今までの対応が間違っていたことを知りました。同じような経験していた猪瀬さんの言葉や気持ちにとても共感しました。
また、当会に参加して、ギャンブル依存症の正しい知識と対応を学ぶことや自助グループに通うことの大切さを知り、そしてご自身も行動を変え、啓発活動や家族支援に取り組みながら元気を取り戻している姿に希望を感じました。
後半は2グループに分かれ、初めての方や参加して間もない方を中心に困りごとを伺い、当会メンバーの経験から具体的な対応策などをお伝えしました。
私自身、当会に参加する前は毎日眠れず、涙ぐむ日々でした。しかし当会や自助グループに参加して、少しずつ心が軽くなり、笑顔も増えてきました。息子は今、ギャンブル依存症回復施設に入寮しています。ですが、これから先も何があるかわかりません。その時に正しい家族の対応ができるように、今後も当会メンバーと共に学び、行動し、ギャンブルの問題で苦しむ方の役に立てるようになりたいと思っています。
次回は令和7年7月26日(土)13時から、郡山市男女共同参画センターにて「ギャンブル依存症家族の会 福島」を開催予定です。
ギャンブルの問題でお困りの方、是非ご参加ください。
福島県在住 村田