令和7年7月6日に四日市市総合会館にて、全国ギャンブル依存症家族の会三重が開催されました。
まず初めに全国ギャンブル依存症家族の会滋賀のメンバーの家族の体験談を聞きました。家族思い、妹思いの優しい息子の借金問題の発覚。それから毎日息子のことで頭が一杯になり、笑う事さえ忘れていたと話されていました。しかし当会に繋がり、メンバーからのアドバイスで行動を変え、今では積極的に啓発や予防教育などの活動をするまでに至られた姿に希望の光が見えた気がしました。母親としての息子への思いが感じられ大変胸が熱くなりました。
次に新企画として〜介入の現場から〜というテーマで当事者の母、妻、当事者支援部のメンバーが、当事者が施設に入寮するまでの状況や当時の思いをディスカッション形式で仲間に伝えてくださいました。当事者が入寮してから言った「なんでもっと早くここに連れてきてくれなかったんですか。」という言葉には、会場が喜びの笑いで溢れていました。
その後10人程のグループに分かれて新しく参加された方の悩みをメンバーで共有し、今までの経験からのアドバイスを伝え解決策を話し合いました。
私も3年前に息子のギャンブル依存症の問題で当会に繋がり、家族の会と当事者支援部の連携がなければ今の笑顔は有りませんでした。どうか一人で悩まず当会に来て下さい。今までの経験に基づいた解決策を一緒に見つけていきましょう。
次回は8月3日、四日市市地場産業振興センター(じばさん)での開催です。同じ想いを持った仲間が、温かく迎えくれます。お待ちしています。
三重県在住 濵田