7月13日(日)草津市民総合交流センターにて全国ギャンブル依存症家族の会 滋賀が開催されました。
はじめに、全国ギャンブル依存症家族の会 京都メンバーの体験談を聞きました。当会に参加し、借金の肩代わりをしてはいけないことを教わっても、お金がなく生活が困窮した息子から連絡がくると、食べ物だけならいいだろうとお米やレトルト食品を送るのが止められなかったそうです。
当会のメンバーに支えられながら、息子からの連絡を絶つことで、当事者の行動に振り回されることなく、自分らしい生活ができるよう会の活動などに取り組んだ話を聞きました。会に参加し続けていることで他のメンバーとの絆ができ、支えてもらったから変わることができたと、参加者の顔を見て心を込めて話す姿が印象的でした。
その後、グループに分かれて、初めて参加した方を中心に悩みや困りごとを聞き、参加している他のメンバーの経験を伝え、対応策など話し合いました。
私は4年前に夫のギャンブルの問題で会に参加するようになりました。だから家族の中にギャンブル依存症の問題があることは、とても辛い状況だということがよく分かります。でも、当会に参加いただければ、同じ問題に向き合うメンバー達に会うことができます。
誰かに共感してもらえること、困ったことがあっても一緒にどうしたらいいか考えてくれる人がいることは大きな力になります。どうか1人で悩まず足を運んでみて下さい。
次回は、8月10日(日)草津市立市民総合交流センター(キラリエ草津)で開催します。
滋賀県在住 松原