支え合うことが回復の道へ(福岡)

令和7年7月27(日)、久留米シティプラザにて全国ギャンブル依存症家族の会福岡が開催されました。

はじめに公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会当事者支援部の佐藤氏より「回復の目覚め」のテーマで、ギャンブル依存症と向き合い、回復までの道のりについてこれまでのご自身とご家族の取り組みについてお話していただきました。依存症は、本人だけの問題ではなく家族全体、そして精神面にも影響が及ぶということ、「家族全体の病」として捉える必要があるということを感じさせられました。

佐藤氏の話を聞いて、まずは家族が当会に参加することで先に支援を受け、適切な対応を学び、次に本人を支援機関や自助グループに参加させることが回復への大きなきっかけになるということを再認識することができました。

つぎに、全国ギャンブル依存症家族の会千葉の松村さんより「家族にも仲間が必要」のテーマで、夫がギャンブル依存症という立場で、当事者本人と当事者家族の関わり方についてお話して頂きました。

松村さんの話を聞いて、家族はこの会に参加する大切さに気付かされました。
家族としての正しい対応も再認識することができました。

今回の講演を通して、ギャンブル依存症に向き合う際に最も大切なのは「支え合う関係」であり、「メンバー」の存在が回復の大きな力になるということを実感しました。

今後も当会のメンバーと共に学び、行動を重ねながら、元気になっていきたいと思います。

福岡県在住 有馬