正しい知識と対応の大切さ(神奈川)

2025年7月20日(日)かながわ県民センターにて、全国ギャンブル依存症家族の会神奈川が開催されました。

 最初に、公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会、当事者支援部の近藤さんの体験談を聞きました。 ギャンブルをやめられないことに苦しんでいたこと、仲間の支えがあって回復していけたことなどを聞き、その明るく前向きな姿に希望を感じました。

 その後は、グループに分かれて、初めて参加された方を中心に、現状や困っている事をお聞きし、 参加しているメンバーの経験を交えながら、対応について話し合いました。 単に借金の問題だけでない様々な経験を聞くことができ、自分自身もとても勉強になりました。

私の夫は、結婚当初からギャンブルをしていましたが、嘘をついて借金を重ねてまでしていたことにも、それがギャンブル依存症という病気であることにも、長い間気がつかずにいました。 そして、借金の肩代わりや金銭管理等の間違った対応が、この病気を更に悪化させていたことを、 この家族の会で教えていただき、今もたくさんのことを学ばせてもらっています。 依存症は、当事者だけでなく、家族の病気でもあります。 そして、正しい知識と対応を学ぶことで、お互いに回復していくことが可能です。 家族がなんとかしなければと、一人で抱え込まず、どうか足を運んでみて下さい。 

次回は8月17日(日)13時30分より、横浜市男女共同参画センター横浜南 フォーラム南太田にて家族会と当時者会が開催されます。 

ご参加をお待ちしております。 

   神奈川県在住 渡部