7月から毎月第1土曜日に大阪市内で「家族の会」を開催することになり、
七夕の日に第1回目が開催されました。
連日記録的な大雨が続いており公共機関も不通期間があったりしましたが
初めて参加されたお２人を含め11名の家族が集いました。
初めて参加された方は、勇気を出して現状をお話下さいました。
「今困っている」こと。「どうしたらいいかわからない」などの問に対し
すでに繋がっている家族が自分の経験をもとに話し合い、
初めて集う方々とも、とても良い分かち合いの場となりました。
関東の精神科病院を探しておられるビギナーさんには、
家族の会のネットワークを生かし、仲間たちから信頼されている病院をご紹介できました。
また、小さな子供さんをお持ちのお母様には、
SNSで同じ境遇の仲間たちと繋がれる場所のご紹介をすることができました。
私たち自身も皆依存症者の家族であり、それぞれが様々な経験をしているからこそ
お話できることがあると改めて感じることができました。
先月のIR推進局会議に出席した仲間からの報告もありました。
行政はギャンブル依存症対策で電話相談の窓口を拡充。
でもどういった人がその電話相談をしているのだろう？という素朴な疑問。
同じ経験を持つ私たちが、共感を持てる適任者なのに…という話も出ました。
そして、毎日新聞の記者さんが飛び入り参加。
「当事者の取材を続けてきたが、家族側からの意見も聞きたいと思った」とのこと。
各新聞社に広報した結果、直接取材に足を運んでくださったことで
私たちの活動を正しく報道していただけることに新たな繋がりがまたひとつ増え、
感謝致します。
念願の「ギャンブル等依存症対策基本法」が成立した翌日に際し。
「家族の会」は同じ境遇の家族が集える安心な場所であると共に、今後も私たちは
地域連携を始めとし、働きかけがたくさんあると感じる時間となりました。
※ 次回開催は８月４日土曜日です。
大阪府在住 Ｉ
