家族の会「東京」に参加して☆

10月27日(土)
10月の家族の会東京は、ゲストスピーカーにNPO法人RDP横浜 代表の城間勇さんを招き「 依存症という病気と回復の道」というテーマで講演会を開催しました。遠方からも多くの方に参加していただきました。
 城間さんご自身アルコール依存症からの回復者です。回復プログラムとして12ステップの果たしえる役割、社会からの偏見、誤解を取り除くために行なっている活動等のお話を伺いました。城間さんは現在も依存症に関する書籍の翻訳に取組んでおられます。その知識、実行力には驚きました。
 分かち合いの時間までご参加していただきありがとうございました。
(家族の会東京 11月はNPO法人アスク ネット依存症研究専門官 芳山隆一氏をお迎えして開催致します。)
神奈川県在住 田村
昨日、講演会をきっかけに初めて家族の会に参加しました。
 自助グループではお目にかかれない方や、久しぶりに会う仲間もいて、また分かち合いがアノニマスでもなく言いっ放し聞きっぱなしではないという雰囲気がとても新鮮でした。自助グループのフェローに近い感覚で、参加しやすいなと思いました。
 講演会の城間さんのお話は、病気の解説と、回復とは何かについてご本人の経験を交えてのお話でした。病気の解説はビックブックを基にしたお話で、人間の生活はほぼ「感情と思考と行動」で成り立っているが、依存症者はその3つ全てが狂っていて、螺旋状に症状が悪化していくとのことでした。
 ビックブックの回復プログラムでは、その3つの中核にある(=自分の最奥にある)core berief(中核信念)を自分ではない何か別のものに置き換えていく作業で、螺旋状の竜巻の流れを逆回転させるようなものだとおっしゃっていました。端的でわかりやすく、印象に残る解説でした。
 そしてアルコホーリクとただの酒飲みの違いは、最初に酒を飲んだ時の快感が異常に大きい、ということだそうで、このために酒でトラブルを起こしていても、過去の快感だけを思い出して最近起こしたトラブルが思い浮かばないのだそうです。
 私はこれにすごく共感しました。私は共依存ですが、両親が不仲で機能不全家庭だったため、同じことは繰り返したくないという中核信念持って育ち、夫と付き合いたての頃、関係がうまく行ったことがものすごく幸せでした。これが、病的な関係になってもそこに気づかず、渇望を繰り返す原因なんだなと、自分の病気がやはり依存症なんだなと腑に落ちました。
 それと、回復とは、自他の変革であり、社会の変革と自他の変革が両輪で相互関係にあること気づくこと、とおっしゃっていて、私も色んな繋がりを大事にしていきたいなと思いました。
千葉県在住 さき
今回の講師は、依存症回復施設の代表の城間勇さんで、ご自身の回復された道のりを踏まえてお話くださいました。穏やかで温かいお人柄で、依存症回復のプログラム「12ステップ」を忠実に実践し、信念を持って生きるお姿にふれられたことが希望になりました。私たちは、感情、思考、行動の3つを自力でなんとかしようとしてしまうから、うまくいかない、とのこと。そのとおりだと思いました。私も今、12ステップに取り組んでいますが、古い生き方を変えていきたいと改めて思いました。
東京都在住 古賀
家族の会 東京の講演会に参加して、講師の城間勇さんのお話を聞かせて頂きました。
その中で、印象に残ったことがいつくかありました。
依存症は、感情、思考、行動、この3つ全部がおかしくなり悪循環になる。
回復と解決策は、認知行動療法や回復プログラムがある。
回復とは、自分の回復と仲間。同時に社会にメッセージをすることで、社会で役に立つようになる。
この二つが相乗関係にあることに気付くこと。
回復には、個人の回復と社会の回復の両輪が必要。
アルコールの回復者である城間さんの言葉には説得力と重みがありました。
依存症はどんな病気なの?プログラムで回復とは?という、私たち家族にとって気になるポイントを学び実践することで、勇気と希望を持ち続け問題に向き合うことができると感じました。
群馬県在住 大沢

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