6/2 NHKニュース9

「トップアスリートとギャンブル依存症」の研究に加え
「スポーツ界が実態調査に動き始めた」事が取り上げられました。
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スポーツ選手とギャンブルの間にはどのような関係があるのか。
ギャンブル依存症について研究している
首都大学東京 新井清美 助教は、
学生1,600人余りを対象にアンケート調査を実施し
⇒約3割から回答
体育会系とそれ以外の学生を比べてみると

アンケート
ギャンブルのために他人から金を借りた経験があるという事からも
スポーツ選手が一般の人より、ャンブにのめり込むリスクが高い可能性を示し
今までは実体が把握できていなかったので
「まずそれが分かるというのは価値がある」と新井先生は話されました。
そして、
アスリートのギャンブル依存をどう防ぐか危機感を抱く、スポーツ界が動き始めました。
サッカー(Jリーグ)ラグビーなど、
12の国内リーグが参加する日本トップリーグ連携機構が今月から
 『選手のギャンブル依存について実態調査』が開始されます。
画像
「誰も調査していないので、居ないというのか誰も見つけられていないと言うのもある」
「スポーツ界全体で先ずはギャンブル依存に対し調査をし、未然に防ぐことをしなければならない」
との発言があり、全体で動き出した大きな一歩です。

また
ギャンブルにのめりこみ多額の借金を重ね
「ギャンブル依存症」と診断され現在入寮しているKさんは
将来を期待されたバスケットボール選手で、スポーツ推薦で強豪大学に入学。
ですが、大学ではベンチにも入れず人生で初めての挫折を味わったそうです。
もともとギャンブルが好きで、のめりこんだのが「スポーツカジノ」
ギャンブルで得られる快感が、スポーツで得られる快感と似ていたと。
のめり込んだ理由
① 勝ち負けがはっきりしている。スリル感を味わいたい。ハラハラするのが好き。
② スポーツでの挫折がもたらした大きな喪失感。心のよりどころを失う中で
    ギャンブルに依存することを止められなかった。
正直な気持ち
もしかしたら、バスケにも依存し、
何かに依存しなければ生きて行けなかったのではないかと話しています。
今でも、ギャンブルもやりたいしんどいと葛藤と戦いながらも、
どうしても浮かぶのは「底をついていたときの本当にひどい自分の姿」
「ああはなりたくない」と、今までの生き方を変え、正直な気持ちを伝えてくれました。

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