家族がまず元気になり変わっていく(家族の会兵庫)

4月3日(日)
家族の会兵庫を開催しました。
初めての方2組4名を含む30名の参加でした。
またこの日は高橋市議と、時のまち訪問看護ステーション&あかつき心理相談室の看護師さんが見学にいらっしゃいました。

今日参加された皆さんには厚生労働省の依存症の理解を深めるためのアウェアネスシンボルマークである「Butterfly Heart」のピンバッジをお配りしました。

最初に自助グループと家族会の違いをご説明し、1人ずつ自己紹介をしてから、グループに別れて新しく来られた方を中心にしながらお話をお聞きしました。

新しく来られた方の今困られている事をお聞きし、同じ経験を持つメンバーの話などをまじえながら、回復施設や自助グループをご紹介しました。新しく来られた方の、最初こわばって苦しそうだったお顔が最後はほころび笑顔になり、笑いながらお話されている姿と「今日は本当に来て良かった」とおっしゃられていた事が印象的でした。

私達は1人でなんとかしようとしたり、家族の中だけで解決しようとしてきました。
まず誰か1人でも自分の気持ちを話せる相手が見つかる事、そんな誰かと繋がる事が回復への第一歩。
そして繋がり続ける事で、同じ経験を持つ仲間の中で、家族がまず元気になり、自分自身に向き合い変わっていく事がとても大切です。

私も新しく来た時、怒りと悲しみ、不安の中1人でもがき苦しみ、疲れて繋がった事を思い出しました。
そんな思いで来られた新しい方が癒され、少しずつ元気になり、少しずつ勇気を持って行動を変えていけるよう、少しだけ背中を押してあげられる家族会の一員でありたいなと思いました。

次回家族会は5月1日(日)です。
ぜひお越しください。

兵庫県在住 桑原

兵庫202204

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